昔は春の田にいっぱい咲いていました。
レンゲソウと言えば、この句が有名ですね。
手にとらで やはり野におけ れんげ草
(「手に取るな」「手に取らず」など最初の5文字が少しずつ違う場合がありますが・・・)
句についてはWikipediaの「ゲンゲ」のところに書かれています。
それはさておき、この句と真宗の信心とどんな関係があるのでしょうか。
信心獲得というと「信心を自分のものにしよう」「理解しよう」「思おう」などと思いますが、それが計らいなのです。
そのままなんですね。
阿弥陀仏の仰せをそのまま聞く。
レンゲソウは摘み取って自分の懐に入れてはいけないのと同じだよ。
そのまま眺めるんだよ。
そのまま仰ぐんだよ。
それがそのまま頂くということなのですよ。
ということなのです。
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