行信教校の創始者の一人が利井鮮妙師(1835‐1914)ですが、その鮮妙師の言われたという言葉に
「ああ辛というはあとなり蕃椒(とうがらし)」
というものがあります。
但し、この言葉の意味は、どこかで使われているものとは違います。
この言葉の意味を簡単に言いますと、
「阿弥陀仏に救われた一念」と「意業」の違いを示されたものです。
つまり「ああ辛という」とは、口業だけではなく、意業を含めた三業すべてを表すのです。
歎異抄は第3章まで書いたのですが、少しずつ続けていきたいと思います。
頭がピーマンにならないように、勉強中です。
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