どうしてこうなるのかというと、「因果」という言葉ですべてひとくくりにして考えているからでしょう。
非常に大雑把ですが、一口に因果といっても
1.科学的因果
2.倫理・道徳で言う因果
3.仏教以外の宗教でも説く因果
4.仏教一般の因果(六因五果四縁、四諦、八正道・六波羅蜜など)
5.浄土門の因果(阿弥陀仏の救い)
などに分けられるでしょう。
1,2,3の間には順番はないですし、これらの中にはさまざまな説が含まれますが、(1,2,3)と(4)と(5)とは全く違います。
親鸞会の人は2や3のレベルで話をすすめており、4までもいっていないように感じます。
(つまり、親鸞会の人の言っていることは、他の宗教でも語っているということです。)
ましてや5の阿弥陀仏の救い、超因果・非因非果の名号法とは全くかけ離れた話になっているように思います。
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