暖簾の話 こうも違います

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2009/11/21(土)
『親鸞と人生』(加茂仰順師)より


 必ず仏にならせていただく身の幸せを喜び」ということはどういうことなのでしょうか。


 あまり時間が無いようですので、簡単にお話し致しますと、ある人が宿屋に泊り、夕食後その客は散歩に出て酒を呑んで帰ったとみえて、相当に酔ってよい気分で寝ました。ところが翌朝起きてきて、昨夜は大変に蚊に刺されたと言いますので、女中さんが客に、あなたはどこにお休みになりましたかと尋ねますと、客は蚊帳の中に寝たと言いますが、実際は、暖簾がありましたので、暖簾と蚊帳の間に寝たものであることが分かって大笑いをしたそうです。翌晩も同じ宿に泊まり、また酒を呑んで夜遅く帰ってきて、蚊帳に入りましたが、その晩は女中が気をきかして、暖簾を巻き上げておきましたので、今度は二回くぐって蚊帳の外に出て寝て、一晩中蚊に刺されたという話です。
 阿弥陀仏の救いを過去に片付けて安心したり、未来に眺めて喜んでいて、現在の救いにあずかることのできない人はお客さんの類であります。
 まじめな気持ちで深く聞法に心を入れて「ただ今、阿弥陀如来の本願のわれらを助けたまうことわり」を聞き得させていただかねばなりません。そこには、その信の利益として、必ず浄土に生れ、仏にならせていただくことを得るのであります。

強調は私がしました。
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タグ : 加茂仰順

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