観無量寿経 覚書 その9

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2009/08/16(日)
歎異抄第3章を読む準備として、観無量寿経を読んできました。
観無量寿経」や「観無量寿経疏」などのご文をそのままお示ししましたので、難しく感じられたと思います。
観無量寿経の解説をすることを目的とはしておりませんが、それでも少しは分かって頂けたのではないでしょうか。
「悪人正機」を理解する為には、これまで述べてきたことは知っておかれた方がよいと思います。
しかし、まだ述べていないこともあります。
もし、取り組む気持ちのある方は、各自、市販されている書籍やインターネットを利用して勉強されることをおすすめします。
ここに書かれていることは単に「教学解釈」の問題ではなく、「信心獲得」を目指す上で、とても大事なことですから。

では、もう一度観無量寿経を眺めてみましょう。
観無量寿経の五分科はこれまでも何度も書きました。
①序分
②正宗分
③得益分
④流通分
⑤耆闍分

このうち観無量寿経の本論である「正宗分」の中で大事な部分は
定善十三観の中では
 第七華座観
 第八像観
 第九真身観
です。
もっとも第七華座観と第八像観の場合は、それぞれの観法というよりも、それらの前に説かれている、「住立空中尊」や「法界身」の部分が大事です。
第九真身観の場合は、定善十三観のメインですので、大事です。
ここには、すでに述べたこともありますが、
・光明遍照十方世界 念仏衆生摂取不捨
・仏身を観ずるをもつてのゆゑにまた仏心を見る。
・仏心とは大慈悲これなり。無縁の慈をもつてもろもろの衆生を摂す。
等の重要なお言葉が書かれています。

散善三観、九品の中では
・上品上生
・下品下生
つまり、一番上と一番下が大事です。
上品上生は「三心」(至誠心、深心、回向発願心)が説かれているからですが、三心は上品上生に限ることではなく、すべてに通じますので、「上品上生」自体が大事ということではありません。(どうでもいいということでは、ありませんよ)
三心については、また別の機会に述べます。
(既に二種深信については、このブログで少し言及はしております)
結局、散善三観の中では「下品下生」が一番大事で、ここから「悪人正機・善人傍機」の教えが出ております。
「散善三観の中では」と言いましたが、「流通分」の阿難への念仏付属とも合わせて、ここに釈尊の本意が説かれていますので、観無量寿経の中では最も大事な教説と言ってもよいでしょう。

以上で、「観無量寿経 覚書」を一旦終わりたいと思います。
力不足、勉強不足で申し訳ありませんでした。
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タグ : 観無量寿経

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